前編では、東京から盛岡へ向かい、花火会場に到着するまでの道のりを紹介しました。

ここからが、旅の目的である大曲の花火です。
今回は会場の端に近い椅子席だったため、花火を斜めから見る形になりました。全体的にはちょっと遠く感じましたが、仕掛け花火の中には真正面から打ち上げられたものもあり、視界いっぱいに広がる花火は想像以上の迫力でした!
そして、終了後には大曲の花火ならではの大混雑が待っていました。
後編では、会場での過ごし方など実際に行ってみて分かったことも含めて、花火鑑賞から盛岡に戻り翌日東京に向けて帰るまでを振り返ります。
昼花火とドローンショーを鑑賞
自分の席に到着
入口2から会場に入り、椅子席エリア(2ブロック)を目指します。

しばらく歩くと、自分の席に到着しました。

今回とったのは一人用の椅子席で、下の案内図の赤丸で囲んだ辺り。

会場の端の方で少し遠いかもしれませんが、きれいに見られれば良しとしましょう。
さて席に座ってみると、気になったのが座面の硬さ。持参した薄いクッションを敷いてみましたが、座面そのものがかなり硬くて、薄いクッションではほとんど役に立たなそうです。
会場では昼花火の打ち上げが続いています。明るいうちに花火を見るのは初めてで不思議な体験です。

18時ごろに昼花火が終了。スケジュールを確認すると、夜花火は19時スタートで1時間ほど空きます。その間ずっと硬い椅子に座っているのはなかなかつらいので、しばらく会場内を歩き回って時間をつぶすことにしました。
前編にも書いた屋台エリアをもう一度覗いてみることに。ところが、到着直後よりもさらに人が増えていて、どの屋台にも長い行列が。食べ物を買うだけでもかなり時間がかかりそうです。ここで、会場で食事を購入するのは完全にあきらめました。
ドローンショーが始まった
そうこうしているうちに、会場ではドローンショーが始まりました。

クレヨンしんちゃんをテーマにしたドローンショーですね。大曲の花火が開催される大仙市は、クレヨンしんちゃんの最新作映画の舞台にもなったということで、今回のイベントと関連した演出だったようです。
席に戻って食料補給
ここで席に戻り、盛岡駅で買っておいたおにぎりとスナック菓子を食べながらドローンショーを見ていました。

そして花火鑑賞といえばお酒が付きものですが、私はアルコール類を控えることにしました。
大曲の花火では、夜になるとトイレがかなり混雑するようなので、できるだけトイレに行く回数を少なくしたかったからです。同じように利尿作用のあるカフェインも控え、会場での水分補給は麦茶だけ。
実は、今年から普段の生活では禁酒しており、お酒を飲むのはイベントや旅行に行ったときだけにしています。なので、飲まなくてもあまり気になりません。旅行中なので今日は飲んでもいい日なのですが、会場から帰ってからにします。
こうしてトイレ対策を優先したおかげか、この後ホテルに帰るまでトイレは使いませんでした。実際、夜になると会場のトイレには長い行列ができていたので、この判断は正解だったと思います。
夜花火のスタート
そして19時、いよいよ夜花火がスタート!
昼間から待っていたこともあり、最初の花火が打ち上がったときはいよいよ始まったという高揚感がありました。オープニングから大迫力で、自分の地元の花火大会ならフィナーレのような様相です。

ここからしばらく、大曲の花火をじっくり楽しむことにしました。
真正面から見た仕掛け花火は大迫力
続いて、色鮮やかな花火が次々と打ち上がります。各花火師さんの様々な趣向が凝らされ、見ていて飽きることがありません。
今回の席からは打ち上げ場所を正面に見ることができず、花火は少し斜めから見る形です。そのため、打ち上げられる花火全体を見渡すことはできるものの、やはり少し遠く感じるところもありました。

それでも、実際に会場で見る花火は、テレビやインターネットの動画で見るのとはまったく違います。
特に印象に残ったのが、競技の合間に挿入されるスポンサー提供花火(仕掛け花火)です。仕掛け花火のいくつかは私の席の正面から打ちあがり、間近で見ることができました。これがすごかった!
花火が縦横に大きく展開して、目の前の視界が一面、花火で埋め尽くされるように感じました。 花火が開くたびに「ドーン」という大きな音が響き、光と音が一緒になって押し寄せてくるので、画面越しに見る花火とはまったく違います。自分のいる場所が花火に包まれてしまったような感覚です。
このときは、今回の席が端のほうだったことも忘れてしまいました。「大曲の花火は、やはり実際に会場で見るものなんだな」と感じた瞬間です。
自宅のスマート外灯を操作
ところで、今回の旅行では、花火を見るだけでなく、旅行前に自宅に設置したスマート外灯と防犯カメラも活用してみました。設置の様子については、以下の記事で紹介しています。


花火に夢中で忘れていましたが、打ち上げの間のタイミングで、スマート外灯を操作できる「スマリア」のアプリから自宅の外灯をオン。そして、防犯カメラ「eCamera S」のライブ映像をsmartlinkアプリでチェック。すると、自宅の外灯が点灯していることが確認できました。

外灯は画面奥の柱の対面にあります。防犯カメラからは死角の位置にあって直接見えないのですが、外灯の光が柱に当たって白く見えるため、点灯していることが分かります。
旅行中は家を留守にしているので、防犯面でも外灯を点けておけるのは安心感があります。今回の大曲の花火旅行では、こうしたスマートホーム機器を実際の旅行中に使ってみるという、ちょっとした実験もできました。
大会提供花火はやはり圧巻
夜花火が続き、いよいよ本大会の目玉ともいえる大会提供花火が始まりました。
音楽に合わせて次々と花火が打ち上げられ、空一面に大きな花火が広がります。
次々と展開される花火をまとめて楽しみながら、スケールの大きさに圧倒されます。ここでは写真や動画を撮らず、自分の目に花火の光景を焼き付けることを優先しました。「これが大曲の花火」と実感させられるような、素晴らしい内容でした。
大会提供花火が終わって余韻が残る中、気になってきたのが時間です。このとき21時半。例年ならもう終了する頃ですが、今回はまだその後の花火が残っています。次の花火はまだ打ち上がらず、大会提供花火の煙がはれるまで待機しているようです。
本当は全部見届けたかったのですが、帰りの新幹線は22時46分発。このまま最後まで見ていたら間に合わないかもしれません。乗り遅れて立席になるのは絶対に避けたいため、少し待ってから席を立って会場を後にすることにしました。
会場からの帰路
花火を見ながら会場を後にする
とりあえず椅子席エリアから出るために入口2に向かいますが、周りは真っ暗で足元がよく見えません。
私はパナソニックのLEDネックライトを持ってきていたので、このとき初めて使いました。
ネックライトなら両手をふさがずに足元を照らせるので便利です。行きはまだ明るかったため使いませんでしたが、帰り道ではしっかり活躍してくれました。
入口2を出て、来た時に通った5番ゲートを目指します。花火は続いていましたが、歩きながら横目に花火を眺めます。
ようやく5番ゲートから会場の外へ出て、そこで一度立ち止まり振り返ってみます。まだ花火が続いていますが、時間は大丈夫そうなので路肩の方に立って眺めていました。いよいよフィナーレのようです。会場外から見ていましたが、大玉が次々に打ちあがる様子は圧巻でした。

とうとう花火が終わり、この時点ですでに22時近くになっていました。
大曲駅は大混雑
フィナーレを見届けたあと、大曲駅へ向かって歩き始めました。
駅へ向かう道は、当然ながら大勢の人でいっぱいです。ただ、早めに会場を出ていたので、混雑していても途中で止まるようなことはなく比較的スムーズに歩けました。
大曲駅に近づくと、帰りの電車によってレーンが分けられています。

私は新幹線指定席のレーンに入りました。大曲駅に到着すると大混雑です。

指定席用の待機場所に並んで新幹線の改札を待ちますが、なかなか開始されません。発車時間の22時46分になっても改札が始まらず、混雑のために遅れているようです。
結局、新幹線は混雑の影響で、大曲駅を約30分遅れて出発。それでも指定席をとれていたため、車内ではほっと一息つくことができました。

結果的には最後まで会場で花火を見ていても、22時46分発の新幹線には間に合ったのかもしれません。ただ、確実に新幹線に乗ることを考えれば、途中で会場を出るという判断もやむを得なかったと思います。
無事ホテルに到着
盛岡には定刻より約20分遅れて到着しました。
ここからホテルまで歩いていきます。途中のコンビニで夜食のおにぎりとビールを購入、ホテルに着いたのは1時近く。部屋に入り、ここでようやく飲みます。

お酒を口にしたのは4か月ぶり?かも。いや~おいしい!疲れた体にビールが染み渡ります。もっと飲みたいところですが、こんな時間なので缶ビール1本にしておきます。長い一日でしたが、花火を鑑賞して無事戻ってくることができました。
翌日は雨、盛岡市内を観光して東京へ
翌朝、ホテルの部屋から外を見ると、予報通り朝から雨が降っていました。
もともとは、この日に平泉へ移動して中尊寺を観光する予定でした。しかし、出発前から雨の予報が出ていたため、新幹線の予約を変更して盛岡から直接東京に帰るプランにしました。
平泉観光は天気の良い日にとっておき、今日は盛岡市内を少し観光してみます。
まず向かったのは、岩手銀行旧本店本館です。

こちらは東京駅を設計した建築家によって手掛けられた建物とのことで、東京駅を思わせるような赤レンガ造りの美しい建物です。建物の中に入ると、外観だけでなく内装にもレトロな雰囲気が残っていて歴史を感じました。

ホールは吹き抜けになっていて開放感がありました。

前日の大曲の花火とはまったく違った楽しみ方ですが、こうした歴史的な建物をゆっくり見て回るのも一人旅ならではの良さですね。
続いて、盛岡城跡公園へ向かいます。
この日は雨が降っていたこともあり、園内を歩いている人はまばらでした。そのおかげで、立派な石垣を眺めながらのんびりと散策することができました。

晴れていればもっと歩き回れたかもしれませんが、前日の花火大会でかなり疲れていたこともあり、これくらいゆっくりした過ごし方でちょうどよかったのかもしれません。
こうして盛岡市内を少し観光したあと、東京へ帰ることにしました。
盛岡駅から12時17分発の「はやぶさ56号」に乗車。普通車は3人掛けの真ん中しか空いてなかったので、奮発してグリーン車にしました。

東京へ向かう新幹線の中では、今回の旅を振り返りました。
大曲まで行くのは少し大変でしたが、会場で見る花火はやはり格別でした。「一度は現地で見てみたい」と思っていた大曲の花火を実際に見ることができて、本当によかったです。
来年もまた大曲の花火を見に行きたい。
次に行くときは今回の経験を活かして計画を立てられそうです。今度は、できれば真ん中に近い席から大曲の花火を楽しんでみたいなと思います。
